解決事例

起訴された窃盗事件(再犯)の公判を担当し、執行猶予判決を獲得しました。

解決事例

 窃盗の再犯で起訴された方の依頼を受け、公判(刑事裁判)から担当し、執行猶予判決を獲得しました。
 本件では過去に同種前科、そして極めて多数の窃盗歴があり、実刑判決が予想される状況でしたが、被害回復の徹底と、再犯防止の仕組みを証拠で示すことで、社会内処遇が相当と判断されました。

1. 事案の概要
•罪名:窃盗(いわゆる万引き)
•状況:再犯で起訴
•争点:量刑(社会内処遇が相当か/再犯防止策の実効性)
2. この事件で難しかった点
 再犯事件では、裁判所・検察官は「また繰り返すのではないか」「社会内で更生できるのか」という点を強く見ます。
 本件でも、過去に極めて多数の窃盗を繰り返し、既に有罪判決も受けているという経緯から、再犯可能性が問題となり、形式的な示談と反省だけでは全く足りない状況でした。
3. 弁護活動のポイント
 本件では、次の点を証拠として整えることを重視しました。
(1) 被害回復と被害者側の意思の明確化
(2) 再犯の原因と防止対策を、抽象論で終わらせない
(3) 裁判所・検察が一番気にしている点を先に対処する
4. 結果
 以上を踏まえ、裁判所は社会内での改善可能性を認め、執行猶予判決となりました。